看板のデザインは、大きさや色に気を付けて

看板を作るという方は、何かお店をされている方が多いと思います。 自分の気に入った看板を作って、お店の前に飾るのは非常に嬉しいものがあります。 しかし自分が良いと思っていても、なかなか反響がない、売上につながらないという声は 多く聞かれます。それはデザインの大きさや色に問題があるかもしれません。 今回はデザインの問題点について紹介します。

1、デザインのスケールが小さい

看板のデザインを描いていて、失敗例がいくつかあります。その一つが デザインの大きさです。とてもコンパクトで可愛らしいものであっても それが意外に失敗だったりします。看板のデザインが可愛らしいのは非常に良いことです。しかしそのデザインがあまり小さかったり、大きすぎたりするとその看板を見た人は見るのをやめてしまいます。 また、看板をよく見たとしても字が小さすぎたりすると、年配の方は文字が見にくくてそのお店から離れていてしまうことになります。

若い人、女性をターゲットに集めたいと言うのであれば 多少小さい文字やデザインが コンパクトであっても良い場合がありますが 基本的にはあまりおすすめしません。やはり万人が見やすい看板でなければ看板としての意味がないでしょう。その街の風景や、お店の大きさ、道幅、人通りなど総合判断するとどのような大きさにすれば良いのか分かると思います。

2、デザインの色があまり多くない

例えば飲食店を営んでいればその看板は、食欲をそそるような色使いでなければなりません。一瞬見ただけで、食べたくなるような看板のデザインを考えなければならないのです。 飲食店で赤色が多く使われるのは、食欲を促すために使われています。 にもかかわらず、自分のコンセプトにこだわって、全く違った色使いをするのはあまりよろしくありません。

例えば、食欲を抑えるような青などの冷たい色を使うのは NG と言えるでしょう。ただ場合によっては飲食店であっても青が多く使われる場合があります。 海の近くであれば、飲食店であっても看板が青で描かれたデザインは 爽やかで非常に好感が持てるでしょう。山であれば緑の色を使うと山の感じが出て印象が良いです。

ただし注意したい点は、青だけ、緑だけでは環境に馴染みすぎてしまって 看板が目立たないことが多いです。必ず暖色系の色を織り混ぜるように工夫をしましょう。 そうすれば遠くからでも見やすいイメージの良い看板を作ることができます。